
病的疲労は統合失調症の中でも代表的な症状である
異常な疲れやすさが襲ってくる
朝、仕事や学校へ行くのに家の玄関を出て、すでに「疲れた」と感じる人は病的疲労を疑った方がいいのかもしれません。
病的疲労はたいしたことをしてないのに、体が鉛のように重くなったり、疲労困憊状態に陥ったりします。
私の場合ですが、いつも病的な疲労が出るわけではなく、その日その時にならないとわからない、だから急に疲れたり、急に調子が悪くなったりします。
そうなると仕事などに支障をきたし、一般社会で生きていくのが困難になったりします。

統合失調症からくる病的疲労で社会的に問題になった実例
ここで私の体験談をお話しします。
私はWebライターとして働いていました。コツコツと働きやっと信用を得た頃のお話です。
私は急な病的疲労で会社を短期間に二度休みます。これだけでコツコツ積み上げた信用が全部パーになってしまいました。
次に会社へ行くと「お前なんかいらん」とクビにされました。体調管理は社会人として最低限のこと、それができない奴はいらない、とはっきり言われました。
クローズ就労だった私は何も言えず、会社を去ります。法律的に勝てるかもしれないけど、こんな状況で会社に残っても針のむしろです。
そして私はオープン就労への道を選びます。今は就労継続支援A型に通ってWeb関連の知識をつけている毎日です。

病的疲労とどうやって付き合っていけばいいの?
闘病という意識をやめて、病気と共に生きるスタイルに変える
「病気と戦う」というと一見かっこいいのですが、勝てない病気に対して戦う意識を持つのは無意味で無謀です。
統合失調症は勝てない類の慢性病です。脳の神経伝達物質異常が原因の病気なので薬でコントロールして「病気と共存」する意識が大切になってきます。
勝つのではなく、共に生きる。
私も病気と一緒に生きていくのは嫌ですが、統合失調症はみんなが思いつかない発想ができたりするいいところもあるので、病気と仲良くしていこうと思ってます。

病気を生かす、くらいに考えて気楽に生きよう
慢性疾患だと特に暗くなりがちですけど、私は「統合失調症の良さを生かして生きていこう」と考えております。文章や音楽、写真を使って、ブログやYouTubeなどで一花咲かせてやる! と日々意気込んでいます。
そのための勉強を毎日していますが、すごく楽しいです。夢は個人の事業で独立して生きていくことです。
私基準で申し訳ないのですが、私は普通にできることができなくて、普通できないことができたりする、一般の方からみたらドアホか凄い人かどちらか極端な評価を受けることが多いです。
でもあんまり人の評価を気にしすぎないようにして、これからも自分の道を進んでいきます。いつも読んでいただいてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。