
人間は心が病むが、AIは心が病まない
なぜAIは心が病まないと言い切れるのか
結論からいうと、そんなAIができたとしてもすぐに処分されるから、心を病むAIは出てこない。
AIは「できる」ことが当然、人の代わりにいろいろ仕事をしてくれるようになるでしょう。農業や林業などの一次産業からサービス業の三次産業まで、全てのことをAIがやってくれる日もそう遠くはないと私は考えています。
AIが仕事をするようになったら、人間は暇になります。ベーシックインカムで金銭を得て暮らすのが当たり前になるでしょう。暇を持て余すと余計なことを考える時間が増えて、今より心を病む人が増えてくるかもしれません。
もしかしたら、「心の病み」が最後の人らしさになるかも。

もしもメンヘラAIが出てきたら
もし研究段階でメンヘラAIが出てきて、実用化したとしたらどうなんでしょうか?
活用先は共感カウンセラーで「わかります、その気持ち!」とAIが我々の話を聞いて共感してくれます。
でもAIに共感してもらって嬉しい人間って、いますか?
そこは人に共感してもらいたいですよね。AIになんかわかるか! って言いたいですよね。
そんな感じでメンヘラAIは世に出ないと思われます。

メンヘラの人口はもっと増える
将来的にメンヘラは市民権を得る
昔オタクといえば暗いイメージで反社会的な人を指していたように思います。
しかし現在では若いオタクがたくさんいて、オタクが市民権を得ました。
基本、若い人はオタクの人が多い。オタクじゃない方がいづらそうなぐらいに。
時代が変われば価値観も変わる、と私は信じています。

心の調子を崩しやすい時代へ
小さなストレスがより大きく感じられるようになったり、人間関係で消耗したり、あとは診断の基準が甘くなってきたり、いろいろとメンヘラは増えてきそうです。
私のように統合失調症の人は増えることはあまりないかもしれませんが(現在100人に1人の割合で統合失調症はいるようです)他にもいろんな診断名がありますから、精神病院やメンタルクリニックを訪れる人の数だけ増えそうです。
昔は「根性論」で乗り切れみたいな風潮が強かったですが(今でもありますが)、だんだんと心の病んだ自分と向き合う人が増えてきていて、今まで健康だと胸を張っていた人がメンヘラの分母の数を増やしそうです。

まとめ
心を病むということは人間らしさ、になっていくのではないかと私は考えています。
だから病んでしまった自分自身を責める必要性なんて一切ありません。
人間だもの、という感じですかね。