メンヘラの仕事について 統合失調症

被害妄想が酷くなり仕事が続けられなくなる状態に

富士山

なめたらあかん被害妄想

被害妄想だとわかっているのに、心は傷つく

こんにちは、静寂です。
Twitterでも報告しましたが、私は被害妄想が酷くなって仕事に行けなくなりました。そしてやめてしまったのです。
どうしようもありませんでした。
割のいい仕事でそれなりに稼げるポジションだったのに、本当にもったいない話です。

いまだに本当のことと妄想の割合がわかりません。100:0ってことはないと思います。本当に悪口を言われていたとどうしても感じてしまうのです。
ここに記す文章は私が感じたそのまま、私の中の事実、主観的なものです。
本当に起こったことかどうかは定かではありません。
その点を注意して読み進めてください。

前回の記事↓

居眠りを盗撮されたと思い込む

私は夜勤の時、あまりに暇なので寝てしまいました。
グーグーいびきをかいてしまって、ハッとなって起きました。
結構何度も繰り返していたかもしれません。

隣の部署の声がはっきりと聞こえてきました。
「撮ったったぞ!」
「堂々といびきかきやがって」
「うわーこいつ最悪や」
「youtubeに上げてやろうぜ」
「怪獣みたいやな」

えっ?
私の頭の中は真っ白になりました。
寝ているところを盗撮された。
そんなことされるなんて全く思ってもみないことでした。
終わった、と思いました。

でも時間が経つとバレなかったら大丈夫か、なんて気楽に考えていました。
ただ奴らの声がボディブローのようにじわじわと精神を蝕んでいきます。

「ほんまあかんやろ」
「これで時給が発生しとるんやで」
「もう一本いったろか」
「ダブルでアップやな」

もう一本?
なんのことだかわからなくて、私は頭をフル回転させて考えます。

自転車

奴らを撒いてやった妄想

私はこの時、自転車通勤の許可がおりておらず、近くの空き地にとめていました。
みんながとめている、黙認された駐輪場です。
でもとめたらダメという意識はありました。

帰りに玄関口を見ると、若い二人組がいました。
すごく嫌な予感がしました。
私が横を通ると、彼らは私の後をつけるように歩き出しました。

本当に吐き気がするくらい気持ち悪くなったことを覚えています。

こいつら私が自転車駐車違反の現場を盗撮しにきているな。

奴らは明らかに私の後ろを意識してついてきていました。
私は素知らぬ顔で歩いて行きます。

「つけ麺よりラーメンの方がうまいよな」
「そりゃそうやな」
「つけ麺でうまい店ある?」
「あっても教えん」

なんというか取り繕ったような奴らの話声が聞こえてきます。
黙認された駐輪場が近づいてきます。

私は駐輪場の横を颯爽と歩いて行きます。
自転車なんてとめてないよ、みたいな顔をして通り過ぎます。
これで奴らを撒くことができました。
私は歩いて帰ることになりました。

次の日の夜、私はこっそりと自転車を取りに行って、二度と乗って行こうとはしませんでした。

小噴火

動画がアップされてしまったという状況判断をしてしまう

ある日、なんだか部署が騒がしいなと思う日がありました。
違う部署の偉いさんが直属の上司へ何かを言いにきています。

「噂の的だね」
「大丈夫でしょう」

なんのことでしょうか。
何か問題があったのでしょうか。
私は盗撮されたと思い込んでいる件で震え上がってしまいます。
昼休みに入る前に直属の上司ふたりが話し合っている言葉が耳に入ります。

「〇〇の……」
「意外とみんな擁護的だよ」
「そうか」
「ははは」

私の名前が聞こえてきました。
これはあいつらが私の寝ている動画をしれっとyoutubeにアップしてしまったのだとはっきり思いました。
覚悟していたとはいえ、かなりショックでした。

これは私が責任を取らないといけないと思い込み、私は行動を起こしてしまいます。

辞職届

どこまでが被害妄想なのかがわからない

なんだか騒ぎがおさまらないようです。
そんなに悪いことをしたんだと、深刻さを増すばかり。

私は居眠り動画流出の責任をとって辞める覚悟を決めました。
上司に「お話があります」と言って二人で別室へ行きます。

「実は夜勤の時に居眠りをしてしまって……」
「大きな声ではいえないけど、居眠りくらいは誰だってします」
「すいませんでした」
「次から気をつければいいことですよ」
「でも居眠りしている動画が……」
「動画??」

ここで私はハッとなります。
少なくとも動画がアップされているというのは妄想だったということを瞬時に感じ取りました。

「そんな動画があるんですか?」
「い、いやなんかそんな気がしまして……」

なんとか誤魔化してその場を凌ぎます。
話を聞けば、私なんか全く関係ない問題が発生していたみたいです。

本当に自分の感覚が信じられません。
世界で一番信じられないのは自分です。

結果的にこの後しばらくしても被害妄想が止まらなくてやめてしまいました。
被害妄想さえなければ仕事を続けたかったです。

統合失調症を恨みますか?

この病気は自己理解がかなり難しいです。
まず病識を持つだけでも数年かかると思います。

私は小さな頃から謎の体調不良を繰り返してきました。
どこの病院に行ってもどこも悪いところなんて出てきませんでした。

きっと生まれつきの病気持ちだったのでしょう。
だからこの病気に対して恨みの気持ちは薄いです。

統合失調症と診断されたのが26歳で働き出したのが28歳の時。
働き始めて私は普通の人になったと思っていました。
この時病識はなかったです。

それから挑戦と失敗を繰り返して、37歳で仕事をやめた時、これだけ仕事が続かないというのは病気のせいなのかもしれないと思い始めて、やっと病識を得ました。
そこで初めて手帳を取得します。
簡単に手帳を手にした時、この病気は結構やばいのかも、と思いました。

私は常にこの病気と共に人生を歩んできたのです。
あんまり仲良くしたい相手ではないですが、折り合いをつけて生きていかないといけません。

きっと普通の感覚が全くわからない人なんだと思います。
来世があるとしたら、心身健康な状態で産まれたいな。

-メンヘラの仕事について, 統合失調症

© 2021 メンヘラの生きる道 Powered by AFFINGER5