不登校

不登校になった過去の自分に贈る言葉

朝日なのか夕日なのか

不登校になった経緯

突然、その日はきた

※私が過去にstand.fmで発信した内容を元に記事を構成しております。

私は17歳のときに突然不登校になりました。
ある日突然学校に行けなくなったのです。
受験のプレッシャーと失恋の傷心が原因かなと。
思い出せる限り詳しく書いていきます。

京大へ入らなければならない、という強い思い込み

私が幼稚園に通っていた頃の話で、もう40年くらい前になります。その頃私たち家族4人(父、母、私、妹)は間取り3LDKのマンションに住んでいました。とある昼下がり、私と母が二人きりのときに母がご近所の噂話のようなものを口にします。

「7階の○○さんの旦那さん京大を卒業してはるんよ」
幼稚園児ながらも私は京大は頭の良い人が行く大学という認識を持っていました。
「その旦那さん、奥さんに鍋を見ておいて、って言われてて、鍋が吹いているのに止めずに、見てるだけやったんやって」
鍋が吹いていたら私だって火ぐらい止めることができる、と私は思いました。
学歴があっても臨機応変に動けない人の話だと、今は理解しています。

過去の私が感じたことは鍋の日を止めるのも当たり前だが、京大に行くのも当たり前、と思ってしまったのです。
思い込みが激しい子だったのかもしれないけど、私は京大へ行かなければならない、と強く心に刻み込まれてしまいました。

このような思い込みは病気のためか、それとも性格か、母親との関係性か、分かりませんが、私はこの時から、京大に行かなければならないというよくわからない思い込みに悩まされ続けました。

受験が目前に迫って、自分の学力では不可能ということがはっきりした時点で、精神がイカれてしまったのかもしれません。

結局高校は卒業して最終学歴は高校卒なのですが、いまだに学歴コンプレックスには悩まされ続けています。

当時は失恋で傷ついた自分の心が見えていなかった

失恋の話はstand.fmではごまかしていましたが、ブログでは思い出せる限り正直に綴っていきます。
高校一年生の時の話です。
私は引っ込み思案な男子生徒でした。特に浮いた話などなく真面目な生徒として高校へ通っていました。

ある日、いつも明るく元気なリア充A子さんが渡り廊下ですれ違った時に私に向かって両手を振って声をかけてきたのです。
「ダーリン、おはよ」
少なくとも私にとっては突然の出来事でした。
ダーリン? 頭の中は????????です。意味がわかりませんでした。

その後も顔を合わせるたびにA子さんは笑顔で私に声をかけてきます。
あまりまともに話をした記憶はなくて、いつも向こうからの一方通行な会話でした。
同じクラスだったのでみんなで遊び行ったこともあって、クラスのみんなが集まって河原で飲んだり(当時は緩かった)、カラオケに行ったり、クリスマス会をしたり。
ふたりの距離が縮まることはありませんでしたが、ウブな私はだんだんその気になっていきました。

気がついたら私はすっかりA子のことが好きになっていました。
何も行動は起こしていないので、表向きは一切何もないです。
高二になったあたりで事件は起こります。
A子はいつの間にか、超リア充B男と付き合っていたのです。

HSPの気質が出たのでしょうか。
私は非常に傷つきました。
ただし、当時は自らが傷ついたことを認めることができませんでした。
同じクラスだったので目に入り、知らず知らずに私の心は傷つき続けていたよう。
こうして日々精神が削られていたのです。

誰かに相談をしていないことなので、もしかしたら統合失調症の幻聴幻覚や恋愛妄想なのかもしれません。
正直、本当の出来事なのか、今となっては自分でもわからないのです。

学校に行かずカウンセリングに通う

カウンセリングで初めて本当の自分の気持ちに気付けた

不登校になってから私は、精神科医が勧めてくれたカウンセリングに通い出しました。
初めてのカウンセリングでは、50分で二言しか言葉を発することができません。
しかし、2回目、3回目と回数を重ねるたびに、私は発言の回数を増やしていきます。
少しずつ、自分の気持ちを言葉として吐き出すことができるようになってきました。

※長くなるのでカウンセリング全体の過程はまた別の機会にお話しします。

カウンセリングでの気づき

気が付いた気持ちのひとつに、学校に行っていないときの罪悪感がありました。
学校の授業のある時間帯は、どうしても外に出られなかったのです。
外に出たり、何か活動をしたりすると強い罪悪感が襲ってきます。
そして学校が終わる時間になると、スッと気持ちが楽になるのです。

カウンセリングの帰りに同級生と遭遇

ひきこもって3ヶ月くらい経ってからでしょうか、カウンセリングの帰りの電車の中で同級生に会うハプニングが起こります。
「どうしてるの?」
と聞かれましたがうまく答えられず。
ひとつ違いの駅だったので、彼が先に降りて、それでおしまい。
意外にみんなどうでもいい感じなんだと感じました。

過去の自分に送る言葉、そして今苦しんでいるあなたへ

松
  • ひきこもり始めた過去の自分へ「今はしっかり休め!」
  • 倒れる前の自分へ「無理すんなよ」

タイムマシンがあれば絶対に過去へ行って声をかけています。
たったそれだけの言葉で事態は好転していた気がしてなりません。
自分自身の気持ちを大切にしてこなかったシワ寄せだったのだと今は思います。

そして、今メンタルがヤバくて苦しんでいる人に対して声をかけたい。
「無理すんな! 倒れるくらいなら今しっかり休め!」

病んでいる人が自分の心を見つめ直すことは意外と難しいものです。
カウンセリング、瞑想などの力を借りるのもいいかもしれませんね。

まとめ

根

ひきこもり始めたことは世間から見たらマイナスな出来事ですけれど、新しい自分の人生が始まるきっかけになったとも考えられます。
しかし社会的なマイナスポイントは半端なくて、私自身はずっと底辺を這いずり回る人生を送ってきました。
良かったのか悪かったのか今の時点ではよくわからないのが本音です。

社会的には良くなくて、精神的にはよかった……正直、今でもよくわかりません。

しかしこんな状況で40代まで生きたことについては胸を張って誇れます。
不登校になった自分に「なんとかなるさ」ともうひと声かけてあげたいですね。

-不登校

© 2021 メンヘラの生きる道 Powered by AFFINGER5